耳鼻咽喉科で診る主な病気や症状
アデノイド肥大
アデノイドとは?
鼻の奥、のどの一番上にあり、口を開けても見ることができないため、診察では内視鏡を鼻から挿入して確認します。
アデノイドは4〜6歳頃に最大となり、その後次第に縮小していきます。
思春期以降は、ほぼ消失するのが通常ですが、その大きさによってはさまざまな症状を引き起こします。また風邪をひくと大きくなる場合もあります。
症状
アデノイドが大きい場合に、次のような症状が引き起こされます。
- 鼻の症状:
- 鼻づまり、口呼吸
- 耳の疾患:
- 滲出性中耳炎
- 全身症状:
- 睡眠時無呼吸症候群、いびき、哺乳障害
当院の考え方
アデノイドはどのお子さんにもあるのですが、あまりにも大きいと上に述べたような色々な症状や病気を引き起こしてしまいます。
そして、その経過が長くなるとお子さんの成長の妨げになることもあるため 、手術で切除することも検討します。